但馬牛は、数あるブランド牛の中で
最高級和牛と言われています。

その理由は、日本三大和牛である
「松阪牛」「神戸牛」「近江牛」の“素牛”が
すべて但馬牛だからです。

※素牛とは、市場に出荷される前の子牛の
ことです。

つまり、松阪牛などの高級和牛は、
肉質や資質が良い但馬で産まれた子牛を
それぞれの土地で育てて、
ブランド和牛となっているのです。

但馬牛の歴史は古く、
1310年に描かれた「国牛十図」にも
取り上げられています。

「皮膚や被毛、角、蹄、体の締まりなど
資質の優れた牛」として
評判が高かったようです。

骨が細いので脂肪が少なく、
筋繊維が良質なので、

「赤身の風味と脂の旨さ」の
絶妙なバランスに優れています。

肉そのものの味が良く、
さらにサシと呼ばれる霜降りには、
質が高い脂肪の程よい甘さがあり、

口に入れると、
双方が交じり合って
とろけるような旨味を
強く感じることができます。

まさに至福のひと時!

「食感、甘み、香り」のすべてが、
世界中のグルメからも絶賛されています。

霜降りも赤身も美味しい但馬牛。

是非、この機会に食べてみませんか?

[美味しさの理由]

雨が多く綺麗な水に恵まれ、
豊かな緑に囲まれた環境の中、
長い年月ストレスなく、
何代にもわたって
良質な草を食べ続けて育てられたため、
肉は柔らかく良質になりました。

また、
急斜面で運動し体が鍛えられているため、
骨は細くて皮はうすく、
皮下脂肪もかなり少ない健康で
美しい身体です。

この「サシ」は、但馬牛のしなやかで
締まりの良い筋肉が、
良質で適度な脂肪を
内面に留まらせることで生まれました。